彼女に会いに行きたい
俺も元カノを亡くしたよ。もう何年も前だけど。 中学の頃に親父が死んでも大して泣かなかったが、これはボロ泣きした。 彼女とは3年ちょい付き合って、俺の我侭で上手く…
続きを読む:彼女に会いに行きたい俺も元カノを亡くしたよ。もう何年も前だけど。 中学の頃に親父が死んでも大して泣かなかったが、これはボロ泣きした。 彼女とは3年ちょい付き合って、俺の我侭で上手く…
続きを読む:彼女に会いに行きたい学生時代、貧乏旅行をした。 帰途、寝台列車の切符を買ったら残金が80円! もう丸一日、何も食べていない。 家に着くのは約36時間後…。 空腹をどうやり過ごすか考…
続きを読む:特別な千円札父が借金を残して消え、別居していた母と暮らすことになった十九歳の建具見習い。八つ当たりした夜に恋人がくれた「がんばろうや」の一言と、彼女が会うたび作業着の袖口を…
続きを読む:彼女は袖口を一度だけ引いた僕が小学4年生の時、10歳の誕生日会を開くことになった。 土曜日に仲の良い友達みんなに声を掛けた。 「明日来てくれる?」 みんなは、 「うん!絶対行くよ!」 と…
続きを読む:誕生日会と親友自分が多少辛くても、腰が痛くても頭が痛くても、子供が元気にしてくれているのが凄く嬉しいの。 元気そうな子供の姿を見たり声を聞いているとね、本当に嬉しいの。 別に…
続きを読む:大事な我が子へ夏休みに自転車でどこまで行けるかと小旅行。計画も、地図も、お金も、何も持たずに。 国道をただひたすら進んでいた。途中に大きな下り坂があって、自転車はひとりでに進…
続きを読む:大きな下り坂母が入院していた小学四年の春、焼津のかつお節工場で焙乾をしていた父が、遠足の前夜に私のリュックを詰め直しました。店へ行ったのではなく三軒の家の戸を叩いていたと知…
続きを読む:詰め替えられていた遠足のおやつ私には付き合って一年の彼氏がいました。 その彼氏(Sとします)には持病があり、心臓を患っていました。 一緒にご飯を食べていると胸を押さえて苦しがったり、偶に倒れ…
続きを読む:優しい彼の嘘祖父が満州に行っていたことは知っていたが、シベリア行きが確定してしまった時に、友人と逃亡したのは知らなかった。 何でも2、3日は友人たちと逃亡生活を過ごしていた…
続きを読む:やっと戦争が終わった俺が入院していた時、隣の小児科病棟に5歳くらいの白血病の男の子が入院していた。 生まれてから一度も外に出られていない子だと聞いた。 ※ ある日、大声で泣く声がす…
続きを読む:少年との約束学生の頃、市立美術館の公募展の受付で、彫刻の審査員の先生と並んで座りました。私が咳をするたびに「手を出しなさい」と言い、のど飴の缶を三度振って、一粒だけ手のひら…
続きを読む:南天のど飴の缶を振る手君が死んでから、もう一年が経つ。 君は今も僕を、見守ってくれているのかな? 君は僕にとって、生まれて初めて出来た彼女だった。 凄く嬉しくて、幸せだったなあ。 突…
続きを読む:憶えていてくれるかなあ「ゆきをとってきて…おねがい、ゆきがみたい…」 あなたはそう言って、雪をほしがりましたね。 季節外れの雪を。 ※ あれから何年も時が経ちました。 あなたは、ゆっ…
続きを読む:季節外れの雪ラクリマを応援する
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