日雇いの休憩室で交わしたおじさんとの約束
日雇いの休憩室で出会った、白髪の五十代の男性。ありがとうが言えずに家族と離れた彼が、胸ポケットの手帳で毎晩練習を重ね、四月の電話で大学生の僕に果たした、おじさん…
続きを読む:日雇いの休憩室で交わしたおじさんとの約束日雇いの休憩室で出会った、白髪の五十代の男性。ありがとうが言えずに家族と離れた彼が、胸ポケットの手帳で毎晩練習を重ね、四月の電話で大学生の僕に果たした、おじさん…
続きを読む:日雇いの休憩室で交わしたおじさんとの約束あれは何年も前、僕が年長さんの時でした。 僕は生まれた時から重度のアレルギーがあり、何回も生死の境を彷徨って来ました。 アレルギーの発作の事をアナフィラキシーシ…
続きを読む:この命を大切に生きよう私のばあちゃんは、いつも沢山湿布をくれた。 しかも肌色のちょっと高い物。 中学生だった私はそれを良く思っていなかった。 私は足に小さな障害があった。 けれど日常…
続きを読む:おばあちゃんの愛旦那の上司の話です。亡くなったお子さんの話だそうです。 主人の上司のA課長は、病気で子供を失いました。 当時5歳。幼稚園で言えば、年中さんですね。 原因は判りま…
続きを読む:空席に座る子山口・宇部の整備士訓練センターで、同期の一人が退所になった秋のこと。三十九人が指を切って押した血判状は届かず、翌週から員数点検の紙が一枚だけ多くなりました。十四…
続きを読む:員数の紙が一枚増えた朝小学4年生の時の1月15日、連休最初の日だったかな。 いつものメンバー5人で、俺の住んでいたマンションで遊んでいた。 当時はミニ四駆を廊下で走らせ、騒いでは管理…
続きを読む:色褪せたミニ四駆彼女を拾ったのは、雪がちらほらと舞う寒い2月の夜。 友人数人と飲みに行った居酒屋でトイレに行った帰り、厨房が騒がしかったので『何だ?』と思ったら、小さな子猫を掴…
続きを読む:こはくちゃん私には妻が居たが、一人娘が1歳と2ヶ月の時、離婚することになった。 酒癖の悪かった私は暴力を振るうこともあり、幼い娘に危害が及ぼすことを恐れた妻が、子供を守るた…
続きを読む:見知らぬおじさん昔話になるが、15歳の時に親父が畑や山に通うのに使うスーパーカブを無免で持ち出し、親父に顔の形が変わるほどぶん殴られて以来のバイク好きだった。 カブから始まり、…
続きを読む:最高の子供達七歳の日曜日、継母と二人きりで出かけた動物園で、私は亡き母と同じ味のおにぎりを口にして泣いた。動物園のおにぎりに隠れていた、夜中の台所の灯りと一冊の大学ノートの…
続きを読む:動物園のおにぎりと二人の母ラクリマを応援する
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