秘密のお守り
初めて彼女に会ったのは、内定式の時。同期だった。 聡明を絵に書いたような人。学生時代に書いた論文か何かが賞を獲ったこともあるらしく、期待の新人ということだった。…
続きを読む:秘密のお守り初めて彼女に会ったのは、内定式の時。同期だった。 聡明を絵に書いたような人。学生時代に書いた論文か何かが賞を獲ったこともあるらしく、期待の新人ということだった。…
続きを読む:秘密のお守り大学生の時、友人Aちゃんは彼氏B君と同棲していました。 二人ともまだ学生だったため、両親から 「交際は許すが結婚はまだまだ先の事。責任を持った交際をすること(避…
続きを読む:生きているうちにあれは今から1年半前。大学3年になりたての春。 大学の授業が終わり、帰り支度をしている時に携帯が鳴った。 着信画面を見ると、彼の親友でした。 珍しいなと思って電…
続きを読む:大好きだった彼接客を何年か担当してくれていた優秀な女性スタッフが、その店を辞めることになった。 店長は、一生懸命仕事をしてくれた彼女に何かお礼がしたかった。 いよいよ彼女の最…
続きを読む:大きなバラの花束去年の夏、彼女が逝きました。 ある日、体調が優れないので病院へ。 検査の結果、癌。 余命半年と診断されました。 最期まで「もっと生きたい」「死にたくない」とは言…
続きを読む:ずっと笑っていてね20年前、私は団地に住んでいました。 夜の20時くらいに会社から帰ると、団地前の公園で雨の中、一人の男の子が傘もささず向かいの団地を見ながら立っていました。 は…
続きを読む:真っ直ぐな青年の姿富山・氷見のグループホームで働いて七年目の冬、二十人の入居者の方々から私あてに大きな花束が届いた日のこと。集会室のカレンダーの裏に八重さんが留めていた十四本のリ…
続きを読む:カレンダーの裏に増えたリボン甲府で指輪の石留めをしています。三年前、婚約指輪を渡す前日に彼女を亡くしました。彼女が値打ちのない真鍮の輪を一年半はめ続けた理由と、工房の受付簿に毎月残されてい…
続きを読む:渡せなかった婚約指輪と真鍮の輪中国のとある大富豪の男性が、自分の息子を田舎の土地に送りました。 裕福な生活を当たり前と思っている息子に、一度『貧しさ』というものを体験してもらい、自分たちの生…
続きを読む:本当の豊かさ今日、彼女と別れた。 原因は彼女の病気、癌だった。 最初に聞いた時、冗談だと思った。 つい昨日まで普通に遊んで、喋って、ご飯を食べて、笑っていたのに。 俺は、 …
続きを読む:余命半年の彼女俺が小学生の頃、家のすぐ近くにお好み焼屋があったんだ。 その店はお婆さんが一人でやっているお店で、細々と続いていた。 俺はその頃いじめられててさ、でも家に帰って…
続きを読む:笑顔でいるんだラクリマを応援する
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