出席簿の正の字を数えていた
中学三年の十月、担任が朝の会で一人の名前を大声で呼びました。その日の昼から、からかいは止みました。二十年後、先生の出席簿の正の字を見せられて、僕はあの朝が偶然で…
続きを読む:出席簿の正の字を数えていた中学三年の十月、担任が朝の会で一人の名前を大声で呼びました。その日の昼から、からかいは止みました。二十年後、先生の出席簿の正の字を見せられて、僕はあの朝が偶然で…
続きを読む:出席簿の正の字を数えていた1. 今、辛い人はそのことで頭がいっぱいになるが、辛さや悩みはいつか必ず終わる。 終わることが分かっていれば、今の辛さも軽くなる。 過ぎてしまえば大したことなか…
続きを読む:大切な5つの言葉先週、娘の結婚式だった。 私も娘も素直な性格ではないので、ろくに会話を交わすこともなく結婚前夜が過ぎた。 結婚式当日は、娘を直視できなかった。 バージンロードで…
続きを読む:娘の結婚式だった国内線のCAとして、多い時で一日に 2,000人以上のお客様と接してきた私は、 『人の思いや気持ち(内面)は、日常の行動(外面)に現れる』 ことを学びました。 …
続きを読む:相手を思い遣る心俺は高校まで都立でずっと給食だったし、大学のお昼も学食やコンビニで済ませていた。 母親の手作り弁当の記憶など、運動会か遠足くらいだ。記憶が遠過ぎて覚えていない。…
続きを読む:娘からの愛情弁当中学卒業が間近に迫ったある日のことです。 今までお世話になった人に手紙を書きましょう、という授業がありました。 みんなは友人や部活の顧問宛に一生懸命、手紙を書い…
続きを読む:天国のおじいちゃんより戦後間もない頃、日本人の女子学生であるA子さんがアメリカのニューヨークに留学しました。 戦争直後、日本が負けたばかりの頃のことです。人種差別や虐めにも遭いました…
続きを読む:まるで紙吹雪のようにある病院に、頑固一徹で世を拗ねたような患者のお婆さんが居ました。 家族から疎まれていたためでしょうか。看護師さんが優しくしようとしても、なかなか素直に聞いてくれ…
続きを読む:病院の窓辺から淡路島・江井の線香屋の家で、五つの長女が母の車に覚えたてのひらがなを刻みました。釘だと思っていた傷の幅は、私が胸ポケットに入れていた歯の欠けた櫛と、ぴたりと同じ…
続きを読む:覚えたてのひらがな大阪府予選を目の前にした土曜の夜、野球部の息子が22時半を過ぎても帰らない。警察にまで電話をした母が知ったのは、補欠の仲間だけで開かれた引退試合と、洗濯機の前で…
続きを読む:補欠だった息子の引退試合学生時代から長く付き合い、結婚を考えていた彼と別れました。 彼は一年も前から、職場の年上の女性と付き合っていたのです。 その女性から結婚を迫られ、もう既に彼女の…
続きを読む:思いやりの紙片私は産まれてすぐ親に離婚され、両親共に引き取ろうとせず、施設に預けられました。 そして三歳の時に、今の親にもらわれたそうです。 当時の私にはその記憶がなく、その…
続きを読む:私を育ててくれた母広島の女子高生のA子さんは、生まれた後の小児麻痺が原因で足が悪く、平らな所でもドタンバタンと大きな音を立てて歩きます。 この高校では毎年7月になると、プールの解…
続きを読む:自分の足で歩きなさい俺が中学2年生の時、田んぼ道に捨てられていた子犬を拾った。 名前はシバ。 雑種だったけど柴犬そっくりで、親父がシバと名付けた。 シバが子犬の頃、学校から帰って来…
続きを読む:愛犬が教えてくれたことラクリマを応援する
読んでいただけるだけで、十分に励みになります。
当サイトは個人で運営しており、いただいたご支援はサーバー代やドメインの維持費に大切に使わせていただきます。
¥240 の一度きりのお支払いで応援いただけます。
お礼として、以後ずっと広告を非表示にいたします(継続課金はありません)。
ブラウザを変えた・Cookieを削除した場合は、登録のメールアドレスを入力してください。