自分の足で歩きなさい

| 家族 | 心温まる話 |

広島の女子高生のA子さんは、生まれた後の小児麻痺が原因で足が悪く、平らな所でもドタンバタンと大きな音を立てて歩きます。 この高校では毎年7月になると、プール…

続きを読む

最後の味

| 家族 | 悲しい話 |

私が8歳で、弟が5歳の頃の話です。 当時、母が病気で入院してしまい、父が単身赴任中であることから、私達は父方の祖母の家に預けられていました。 母や私達を嫌っ…

続きを読む

母の強さ

| 家族 | 心温まる話 |

母は、バツニです。 1人目の旦那さんで兄と私を産み、2人目の旦那さんで妹を産みました。 1人目の父はギャンブル依存症で、多額な借金を抱え家に帰って来ないほど…

続きを読む

母の味

うちの母が作るミートソースは、とても美味かった。 家族全員の大好物だった。 でもそのレシピを聞かないうちに、母は急性白血病で亡くなった。 亡くなって数年が経…

続きを読む

最後の親孝行に

| 家族 | 悲しい話 |

無職、片桐康晴被告は、京都市伏見区桂川河川敷で2006年2月1日、認知症の母親の介護で生活苦に陥り、母親を殺害し自身も無理心中を図った。 その事件の初公判は…

続きを読む

大切な人にありがとうを

| 家族 | 悲しい話 |

いっぱい泣きたい。 あと一ヵ月後にはあなたの居ない暮らし。 俺が芋ようかんを買って来たくらいで、病院のベッドではしゃがないでよ。 顔をくしゃくしゃにして喜ば…

続きを読む

強い人

| ちょっと切ない話 | 家族 | |

母は、強い人だった。 父が前立腺癌だと判った時も、入院が決まった時も、葬式の準備の時も、私たち子どもの前で一度も泣かなかった。 だからなのか、当時私はまるで…

続きを読む

一緒に生きる覚悟

妻が亡くなる前、闘病の際に「私が死んでも泣かないで」と娘二人は言われていました。 それから数日後、妻は息を引き取りました。 通夜の晩は私が会場で妻に付き添う…

続きを読む

親心

もう5年も前の話かな。 人前では殆ど泣いたことのない俺が、生涯で一番泣いたのはお袋が死んだ時だった。 お袋は元々ちょっと頭が弱く、よく家族を困らせていた。 …

続きを読む

会いたい気持ち

私が4歳の時、父と母は離婚した。 当時は父方の祖父母と同居していたため、父が私を引き取った。 母は出て行く日に私を実家に連れて行った。 家具や荷物がいっぱい…

続きを読む