家族

天国のおじいちゃんより

天国のおじいちゃんより

| 家族 | 心温まる話 | 祖父母

中学卒業が間近に迫ったある日のことです。 今までお世話になった人に手紙を書きましょう、という授業がありました。 みんなは友人や部活の顧問宛に一生懸命、手紙を…

続きを読む

覚えたてのひらがな

覚えたてのひらがな

| 子供 | 家族 | 心温まる話

ある日、妻が長女をこっぴどく叱っていた。 私「キョーコが何かしたのか？」 妻「私の車を釘みたいなもんでひっかいとるとよ！」 私「何でそんなことしたん？」 と…

続きを読む

私を育ててくれた母

私を育ててくれた母

| 家族 | 心温まる話 | 母

私は産まれてすぐ親に離婚され、両親共に引き取ろうとせず、施設に預けられました。 そして三歳の時に、今の親にもらわれたそうです。 当時の私にはその記憶がなく、…

続きを読む

自分の足で歩きなさい

自分の足で歩きなさい

| 家族 | 心温まる話 | 母

広島の女子高生のA子さんは、生まれた後の小児麻痺が原因で足が悪く、平らな所でもドタンバタンと大きな音を立てて歩きます。 この高校では毎年7月になると、プール…

続きを読む

最後の味

最後の味

| 家族 | 悲しい話 | 母

私が8歳で、弟が5歳の頃の話です。 当時、母が病気で入院してしまい、父が単身赴任中であることから、私達は父方の祖母の家に預けられていました。 母や私達を嫌っ…

続きを読む

おばあちゃんの愛情

おばあちゃんの愛情

| 家族 | 心温まる話 | 祖父母

俺の家庭は自分と母親、それとおばあちゃんの三人で暮らしている。 親父は離婚していない。パチンコなどのギャンブルで借金を作る駄目な親父だった。 母子家庭はやは…

続きを読む

本当のお金の価値

本当のお金の価値

| ちょっと切ない話 | 家族 | 父

私が中学校1年生の時の話である。 私は思春期や反抗期の真っ只中ということもあり、少しばかりやんちゃをしていた。 不法侵入をしたり、深夜まで遊んでいたこともあ…

続きを読む

父と私と、ときどきおじさん

父と私と、ときどきおじさん

| ちょっと切ない話 | 家族 | 悲しい話 | 父

私が幼稚園、年少から年長頃の話である。 私には母と父が居り、3人暮らしであった。 今でも記憶にある、3人でのお風呂が幸せな家族の思い出であった。 父との思い…

続きを読む

寂しい音

寂しい音

| ちょっと切ない話 | 仕事 | 子供 | 心温まる話

ある書道の時間のことです。 教壇から見ていると、筆の持ち方がおかしい女子生徒が居ました。 傍に寄って「その持ち方は違うよ」と言おうとした私は、咄嗟にその言葉…

続きを読む

鳶職の父

鳶職の父

| 仕事 | 心温まる話 | 父

公用で M高校へ出かけたある日のことだった。 校長先生が私達を呼び止められ、 「もし時間がありましたらお見せしたいものがありますので、校長室までお越しくださ…

続きを読む

母の強さ

母の強さ

| 家族 | 心温まる話 | 母

母は、バツニです。 1人目の旦那さんで兄と私を産み、2人目の旦那さんで妹を産みました。 1人目の父はギャンブル依存症で、多額な借金を抱え家に帰って来ないほど…

続きを読む

とおしゃん

とおしゃん

| ちょっと切ない話 | 夫婦 | 子供 | 家族

今日、息子が俺の事を「とおしゃん」と呼んだ。 成長が遅れ気味かもしれないと言われていた子で、言葉も覚えるのも遅かったから、あまりの嬉しさに涙が出た。 「嫁か…

続きを読む

母の味

母の味

| ちょっと切ない話 | 家族 | 母

うちの母が作るミートソースは、とても美味かった。 家族全員の大好物だった。 でもそのレシピを聞かないうちに、母は急性白血病で亡くなった。 亡くなって数年が経…

続きを読む

最後の親孝行に

最後の親孝行に

| 家族 | 悲しい話 | 母

無職、片桐康晴被告は、京都市伏見区桂川河川敷で2006年2月1日、認知症の母親の介護で生活苦に陥り、母親を殺害し自身も無理心中を図った。 その事件の初公判は…

続きを読む