泣ける話・感動する実話まとめ|ラクリマ
最後の夜に残された想い
一年間、同棲していた彼が、突然この世を去った。 理由は交通事故だった。 それも、私たちが大喧嘩をした、その日の夜のことだった。 本当に、あまりにも突然すぎて、現…
続きを読む:最後の夜に残された想い最後のアイスクリーム
中学3年生の頃、母が亡くなった。 今でも、あれは俺が殺したも同然だと思っている。 ※ あの日、俺は楽しみに取っておいたアイスクリームを探していた。 学校から帰宅…
続きを読む:最後のアイスクリームごめんね、お母さん
高校時代の俺は、授業が終わればいつも一人で小説を読んでいた。 別に特別な理由があったわけじゃない。ただ、他にやることがなかっただけだ。 教室の喧騒の中で、物語の…
続きを読む:ごめんね、お母さん届かなかった「ごめんね」
あの日、私たちは些細なことで言い争っていた。 本当はすぐにでも仲直りできると、心のどこかでは思っていた。 でも、彼女は険しい表情のまま、何も言わずに仕事へと向か…
続きを読む:届かなかった「ごめんね」残された日記
二年間付き合っていた彼に、突然別れを告げられました。 それは、彼の口から出たとは思えないほど酷い言葉で、心が引き裂かれるような別れでした。 どれだけ「まだ好きだ…
続きを読む:残された日記君の笑顔のために
高校二年生の夏、僕は恋をした。 好きで、好きで、堪らなかった。 その相手を好きになったきっかけは、僕がクラスでひどいいじめに遭い、生きる意味さえ分からなくなって…
続きを読む:君の笑顔のために甲子園に連れていく約束
十年前、彼女が亡くなった。 当時、俺たちは高校三年生。同じ高校に通い、同じ野球部に所属していた。 俺たちは近所に住む幼馴染だった。俺は、野球好きの両親に育てられ…
続きを読む:甲子園に連れていく約束父からのタスキ
小さい頃、よく父に連れられて街中を走ったものだった。 生まれ育った町は田舎で、交通量も少なく、自然が多く残る静かな場所だった。晴れた日には特に、空気が澄んでいて…
続きを読む:父からのタスキ背中のぬくもり
五年前に、我が家には一匹の茶トラ猫がいました。 当時、姉が家出同然に家を飛び出し、家の中の空気はひどく重く、どこか寂しげなものでした。 私はというと、そんな雰囲…
続きを読む:背中のぬくもり光の中での再会
一昨年の今日、僕は告白をしました。それは、生まれて初めての告白でした。 彼女は、全盲でした。 その事実を知ったのは、彼女がピアノを弾いているのを聴いて、深く感動…
続きを読む:光の中での再会愛しき娘へ残す手紙
素子、素子は私の顔をよく見て、にこにこと笑ひましたよ。 私の腕の中で安心したやうに眠りもしたし、また一緒にお風呂にも入りました。 お前が大きくなって、私のことが…
続きを読む:愛しき娘へ残す手紙九回ほどいた藍色の帽子
岡山・児島の縫製工場で裁断をしていた二十六歳の従兄弟と、毎日六時半に病室へ通った検品係の千夏さん。手編みの藍色の帽子は、ひと月ごとに新しくなりました。十五年後、…
続きを読む:九回ほどいた藍色の帽子君のための手話
待ち合わせ場所で彼女を待っていると、ふと目に留まったのは、大学生くらいの若いカップルだった。 男の子が女の子の正面に立ち、何かを必死に伝えるように、両手を忙しな…
続きを読む:君のための手話最後の仲直り
金持ちで、顔もそこそこ。 何より、明るくてツッコミが抜群に上手い男だった。ボケた方が「俺、笑いの才能あるんじゃね」と勘違いしてしまうくらい、絶妙なツッコミを入れ…
続きを読む:最後の仲直りラクリマを応援する
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