カテゴリー: 心温まる話

パパの1時間を買うために

ヘタレプログラマーの父は、今日も仕事で疲れ果てて帰ってきた。 深夜の玄関。明かりがまだついていることに気づいて、彼は眉をひそめた。 「まだ起きていたのか。もう遅…

色鉛筆のアルバム

うちは貧乏な母子家庭だった。 俺が生まれた頃、家にはカメラなんて無かった。 その代わりに母さんは――写真のかわりに、色鉛筆で俺の絵を描き続け、アルバムにして残し…

小さな勇気が呼んだ奇跡

俺がケーキ屋で支払いをしている時だった。 自動ドアが開き、まだ幼稚園児くらいの女の子が一人で入ってきた。 場違いなほど小さなその姿に、店内の空気が少し張りつめた…

命を守ってくれた笑顔

一昨年の夏。私は5歳の息子を連れ、車で1時間ほどの自然博物館で開かれていた昆虫展へ向かっていました。 ムシキングの影響もあって、息子はこの日を心待ちにしていまし…