お母さんの看病がしたいよ

母に渡す花(フリー写真)

19歳の頃、癌で入院中のお母さんに、泊り込みで付き添っていた。

その頃、私は予備校に行っていた。

お母さんが

「看護婦さんになって欲しい」

と言ったから、一つくらい親孝行したくて、受かった短大を諦めて予備校へ行った。

理数系はさっぱり苦手だったけど、頑張って勉強して何とか受かった。

でもお母さんは、入学の一ヶ月前に逝ってしまった。

お母さん、看護婦になって良かったと思っているよ。

でも、お母さんの看病がしたいよ。

あの頃は周りの友達がバイトや短大や、華やかに遊んでいるように見えて羨ましかった。

でも今は、出来ることならもう一回、お母さんの横に付き添い、ベッドを並べて寝たいよ。

泣けてきたよ。

お母さん。

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