進学を願ってくれた母

桜(フリー写真)

僕の家は兄弟三人の母子家庭です。

母子家庭という事もあり、母は何も言わなかったけど家庭は火の車でした。

電気が止まった時も。

ガスが止まった時も。

中学の校納金を払えなかった時も。

母はいつも笑いながら、

「忘れてた、ゴメンね」

と言いました。

それが辛くて、心苦しくて、何も出来ない自分が情けないと思いました。

僕が中学3年生になり、高校受験の前に思い切って言いました。

「母さんは三人育てるの辛くて大変じゃない? 僕は進学せずに就職した方が良いんじゃないの?」

母は言いました。

「あんたが進学しない方が、何倍も辛いよ」

涙が出ました。

進学したら母はもっと大変になるのに。

それでも進学を願ってくれた母が僕は大好きです。

必ず今の高校を卒業して、たくさん親孝行したいと思います。

母さん、ありがとう。

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