カテゴリー: 家族

家族のことを書いた話は、どれも胸に刺さります。当たり前すぎて気づかなかった愛情、不器用すぎて伝わらなかった気持ち、もう会えない人のことを思い出す瞬間。父、母、子供、祖父母——家族にまつわる感動する話をお届けします。

母からのメール

私が中学3年生になって間もなく、母が肺がんであるという診断を受けたことを聞きました。 当時の自分は受験や部活のことで頭が一杯で、生活は大丈夫なのだろうか、お金は…

頑張ったよ

常葉大菊川(静岡)と14日に対戦し、敗れた日南学園(宮崎)。 左翼手の奥野竜也君(3年)は、がんで闘病中の母への思いを胸に、甲子園に立った。 竜也君が中学1年生…

祖母の味噌焼きおにぎり

僕には祖母がいる。 祖父は僕が生まれる前に亡くなった。 だから、祖母は大変だったらしい。 祖父は保険に入っておらず、残されたのは煙草畑と田んぼと仔牛くらいだった…

子供を大切に

父が高校生の時に、僕の祖父が死んだ。 事故だった。 あまりの唐突な出来事で我が家は途方に暮れたらしい。 そして父は高校を卒業し、地元で有名な畜産会社に入社した。…

うまくいかない日に寄る店

うまくいかない日が続いた秋、独り言のつもりで漏らした一言を、父は居間で聞いていました。三日置いてかかってきた電話と、三十年のあいだ家族を一度も連れてこなかった川…

お盆のある日

私には4年前、赤ちゃんの時に亡くなった子どもがいました。 昨年の8月のお盆のある時、上の娘が空を見上げて 「お母さん、空見てみて。ほら、空の雲の間に光っていると…

おばあちゃんの愛

いつも肌色の湿布をくれるばあちゃんを、私はうとましく思っていた。受験の冬に湿布の束を断った私のもとへ、半年後に訃報が届き、母が台所で泣きながら告げた本当の理由。…

自慢の息子がくれた一言

二歳の長男を怒鳴りつけた計画停電の夜、暗闇で返ってきたのは「パパ、だいじょうぶ?」の一言だった。うつ病と震災のさなか、自慢の息子に救われた父親の記憶を綴ります。…

空席に座る子

旦那の上司の話です。亡くなったお子さんの話だそうです。 主人の上司のA課長は、病気で子供を失いました。 当時5歳。幼稚園で言えば、年中さんですね。 原因は判りま…

ごうちゃん

母が24歳、父が26歳、自分が6歳の時に両親は離婚した。 母が若くして妊娠し、生まれた自分は望まれて生を受けた訳ではなかった。 母は別の男を作り、父は別の女を作…

お兄ちゃん

この間、友人の娘の結婚式に出席した。 私と友人は高校からの友達で、かれこれ30年以上の付き合いで、その娘の事も知っている。 その子の結婚式という事で電話が来て出…