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硝子職人と海色の浮き玉

硝子職人の私を唐突に振った幼馴染の凛子。半年後、妹からの電話で知った真実は、重い病でひとり身を引いた、彼女の優しい嘘だった。海色の浮き玉に祈りを込めて、彼女のも…

義母がくれた、ほんとうの愛

五歳の俺を迎えた義母は、血のつながりを一度も口にしないまま、毎月二十五日に郵便局へ通っていました。母が亡くなって見つかった一冊の通帳に、ほんとうの愛の形が記され…

祖父の傷跡

風呂場で見た、左ふくらはぎの拳ほどの窪み。祖父の傷跡の意味を、孫は高校二年の夏の夕暮れ、動かない足首を背負われた坂道で初めて知る。戦地で隊長に背負われた重さを、…