島田先生の髪が短くなった日
祖母の鏡台には、三センチまで削って止まった鉛筆が一本あります。戦後まもない教室で、島田先生の髪が腰まであった理由と、それが一晩で短くなった朝のこと。教壇に置かれ…
続きを読む:島田先生の髪が短くなった日祖母の鏡台には、三センチまで削って止まった鉛筆が一本あります。戦後まもない教室で、島田先生の髪が腰まであった理由と、それが一晩で短くなった朝のこと。教壇に置かれ…
続きを読む:島田先生の髪が短くなった日「いっぱいの幸せをありがとう。 私は幸せ者だ。 だって最期にあなたの顔を見られたから。 これも日頃の何とやらなのかな?」 病室のベッドで手を握りながら彼女は言う…
続きを読む:幸せをありがとう中学3年生の頃、母が死んだ。 俺が殺したも同然だった…。 ※ あの日、俺が楽しみに取ってあったアイスクリームを、母が弟に食べさせてしまった。 学校から帰り冷凍庫…
続きを読む:アイスクリーム私がその先生に出会ったのは中学一年生の夏でした。 先生は塾の英語の担当教師でした。 とても元気で、毎回楽しい授業をしてくれました。 そんな先生の事が私はとても大…
続きを読む:先生がくれた宝物私は他の人よりちょっと多くの体験をしてきたと思います。 ※ 高校生の時、青信号で自転車で横断中、左折して来たトラックに真正面から撥ねられました。 自転車ごと跳ば…
続きを読む:切ない勘違い会社に入って3年目に、マンツーマンで一人の新人の教育を担当する事になりました。 実際に会ってみると覚えが悪く、何で俺がこの子を担当するんだろうと感じました。 し…
続きを読む:一冊のノート遠い昔、私が小学4年生の頃の話です。 当時の僕は人見知りで臆病で、積極的に話しかけたりするのが出来ない性格でした。 休み時間、みんなは外に出て遊んでいても、僕は…
続きを読む:私のこと忘れないでね松江の実家のガラスのショーケースには、三十年前からただの小石が千代紙の上に飾られていた。弟ばかり愛されていると思って育った私は、その石を弟のものだと決めていた。…
続きを読む:ハイどーぞの石が二つ並んだ日私は高校2年生です。 去年、3つ下の妹が自殺しました。 妹はいつも笑顔で『悩みなんてない!』みたいな子でした。 妹は成績は散々だったけど、コミュニケーションが苦…
続きを読む:生きて欲しかった私がかつて知っていた盲導犬のサリーの話です。 サリーはとても頭の良い犬でした。 盲導犬としての訓練を優秀な内容で終え、飼い主さんの元へ預けられました。 サリーは…
続きを読む:盲導犬のサリー薬の副作用で体が丸くなり、耳も聞こえにくい十歳の息子と、通院のバスで車椅子の席に着いたとき、聞こえよがしの陰口が始まりました。降りるのは私たちだと覚悟した停留所…
続きを読む:車椅子の席と運転手さんの一言まだ幼い頃、祖父を慕っていた私はよく一緒に寝ていました。 私は祖父のことをとても慕っていたし、祖父にとっては初孫ということもあって、よく可愛がってくれていました…
続きを読む:祖父の気持ち「空に憧れて、空を駆けてゆく あの子の命は、飛行機雲」 その歌の通りでした。 小さい頃から、 「僕、ぜーったいパイロットになるからね!」 と言っていたあの子。 …
続きを読む:飛行機雲のようにラクリマを応援する
読んでいただけるだけで、十分に励みになります。
当サイトは個人で運営しており、いただいたご支援はサーバー代やドメインの維持費に大切に使わせていただきます。
¥240 の一度きりのお支払いで応援いただけます。
お礼として、以後ずっと広告を非表示にいたします(継続課金はありません)。
ブラウザを変えた・Cookieを削除した場合は、登録のメールアドレスを入力してください。