返ってきたお守り
別れた翌日、郵便受けに届いた返ってきたお守りと短い手紙。港町の郵便局員が、彼女が手を離した本当の理由を半年後の病室で知り、毎月の神社参りに込められた祈りへたどり…
別れた翌日、郵便受けに届いた返ってきたお守りと短い手紙。港町の郵便局員が、彼女が手を離した本当の理由を半年後の病室で知り、毎月の神社参りに込められた祈りへたどり…
大学時代から続いた三人の友情。病室で亜紀が書き残した最後の手紙には、結婚届のことと、私に宛てた思いがけない言葉が綴られていた。缶コーヒーの輪じみが語る、友情と愛…
県外の大学へ進む私に猛反対した父は、実は病気を隠していました。父と歩くはずのバージンロードを思いながら、反抗した日々、届いたメールの一文、車道側に立つ父の癖が繋…
押し入れの缶の底から、夕焼けの絵葉書が出てきた。中学の冬、牛乳配達の坂の上で出会った病弱な少女と、木箱の紙きれでかわした短い便り。裏の余白には、書きかけのような…