恩師との再会と十二色
恩師との再会で明かされた、削られなかった十二色の色鉛筆。声の小さな貧しい教え子に、匿名で贈った箱を、その子は五十年、一本も削らずに守り続けていた。たった一人に見…
恩師との再会で明かされた、削られなかった十二色の色鉛筆。声の小さな貧しい教え子に、匿名で贈った箱を、その子は五十年、一本も削らずに守り続けていた。たった一人に見…
上田の在所から届いた一通の手紙。三十五年ぶりに訪ねた中学校の恩師が、桐の箱から取り出した一枚の短冊。墨と万年筆と鉛筆で書き足された、教え子の人生を読み続けた一行…
定年退職を迎えた教師のもとに、かつての教え子から一通の手紙が届く。『つまらん』と言い続けた言葉の向こう側にあったもの。…