船大工が彫った迎えの豆舟 2026/06/22 ちょっと切ない話 · 恋愛瀬戸内の造船の町で、身寄りのない見習いの私は、廻船問屋の娘・志津と出会った。療養先から届く文の終いには、いつも「迎えに来てね」。五十年近く手放せずにいる、掌ほど…