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桜を綴じた最後の手紙

昭和の城下町で時計店を継いだ男と、北の港町へ移っていった人。季節の押し花を挟んだ文通は七年目の春に途絶え、誤解を抱えたまま二十数年が流れた。出されることのなかっ…

炭鉱の野原の干し花

十三年ぶりに届いた幼馴染からの小包。中に入っていたのは手紙でも電話番号でもなく、子供の頃ふたりで摘んだあの野原の花を押し花にした額縁だった。…