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先輩の声

教室の隅に隠れていた人嫌いの私を、落語研究会へ強引に連れ出した、うるさくて優しい梶井さん。亡き先輩が遺した扇子を握り、追善の高座でサゲを失くした瞬間、耳もとで聞…

声を編む

父の死を境に心因性発声障害で声を失った恋人。活版印刷の職人である私は、声の代わりに鉛の活字で毎晩ひとつずつ言葉を組み、筆談と身ぶりで寄り添い続けました。一年後の…