タグ: スケッチブック

龍之介の絵日記

毎日スケッチブックに絵を描き続けていた5歳の無口な男の子・龍之介。突然の転園でお別れを言えなかった保育士の元に、冬の終わりに小包が届いた。…

白い絵の具を使わない人

あなたは雪を描くとき、白い絵の具を使わない人でした。夏の病室で「ゆきがみたい」と言われ、僕は真夏の富士山へ登りました。間に合わなかったあの夏と、枕元に置いていっ…

路地に立てかけられた板

和歌山・湯浅の醤油蔵が並ぶ細い路地で、置き忘れたスケッチブックが白い袋と一枚の板に守られていました。軒下に立てかけられた板が四十年前から誰のために置かれていたの…