削りかけの賽子と進水式の餅 2026/07/16 家族 · 心温まる話 · 長編昭和四十三年の瀬戸内、造船の町。船大工の俺は時化で兄夫婦を失い、遺された甥の修を四年育てた。その修が静かに眠り、削りかけの賽子だけが作業台に残る。半年後、納屋に…