線路の向こうで二本の指が上がる 2026/09/30 仕事 · 心温まる話 · 長編駅そばの窓に立って三年。五時五分になると、店長は誰も頼まない月見を一杯作り、下りが出たあとに伸びたまま食べる。閉店の朝、私はその丼を持って跨線橋を渡り、二番ホー…