父が八年預かった黄ばんだ封筒 2017/05/08 ちょっと切ない話 · 家族 · 心温まる話 · 母 · 父下町の蕎麦屋そば処やなぎ。二十歳の暮れ、病床の父が引き出しから出したのは黄ばんだ封筒でした。差出人は、僕が十二の冬に逝った母です。角に重なったテープの跡が四つあ…