妊娠と同時に旦那の癌が発覚。
子供の顔を見るまでは…と頑張ってくれたのだけど、ちょっと間に合わなかった。
旦那が居なくなってしまってから、一人必死で息子を育てている。
もちろん息子は可愛い。
息子の成長を毎日見られる私は幸せだと思う。
でも、電池が切れたように何も出来なくなる時がある。
弱い、とっても弱いカーチャンは、天国のトーチャンのところへ行こうかなって思ってしまう。
トーチャンが迎えに来てくれないかなって思ってしまう。
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先日、息子が一才の誕生日を迎えた。
いつも通り保育園へ息子を迎えに行って家に帰り、郵便物を見てみると可愛い封筒が二通。
息子と私宛に。
開いてみると旦那からだった。
息子には、
「誕生日おめでとう!毎日笑顔でね!!元気にね!」
と、短いメッセージが書いてあった。
それと、下手くそなニコニコ顔のアンパンマンの絵。
あんまり下手くそだから笑ってしまった。
私には、
「○○もお母さん一才だ!おめでとう!」
と書いてあった。
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来年も手紙、届くかな?
そう思うとこれから一年また頑張れる。
旦那ありがとう。
息子を立派に育ててみせるからね。
時々で良いから、私たちの事を見ていてね。