私の悲しい恋愛体験を語ります。
私は大学1年生の頃、初めての彼氏ができました。
彼は同じ大学に通う人でした。
同じサークルに入っていて、お互い意気投合して付き合うことになりました。
仲良く付き合っていたのですが、お互い大学4年生になった頃から、喧嘩をすることが多くなりました。
お互い就職活動が上手く行かなかったこともあり、精神的にも参っていたのかもしれません。
ようやく二人とも就職先が決まりました。
私は地元に残り、彼氏は他県にある会社に就職するため引越しをすることになりました。
「お互いまだ若過ぎるから上手く行かないかもしれない。一度別れて、お互い大人になってまた再会しよう」
3年後の同じ日に、この駅で再会する約束をして別れました。
※
私は就職し、3年後の再会を願い、それまでの寂しさを紛らわせるために仕事に打ち込みました。
1年、2年と経過し、そして3年。
3年後の同じ日に同じ駅にやって来て、やって来るはずの彼を待ちました。
でも、約束した時間を30分経過しても彼は来ませんでした。
それから、1時間、2時間…気が付いたらもう夜になっていました。
そう、彼は約束した日時にやって来なかったのです。
彼は別の彼女を見つけたのかもしれないし、約束したことを忘れただけなのかもしれません。
いずれにしても、私は彼とは別の道を歩むことになったのです。