今日、ゲーセンで人のプレイを見物していたら、カプエス台(※注1)に小学生らしき子が乱入していた。
波動拳も知らないようで、ひたすらガチャプレイ。
ガードもままならないまま、次々と敗退して行く。
あっさりと負けて台を去ろうとしていた子供に、対戦相手の高校生が
「もう一回出来るよ。頑張れ」
と声を掛けた。
そう、そのカプエス台は100円で2プレイ出来るものだった。
再戦したが、やはり腕の差は圧倒的だった。
だけど相手も攻撃をさり気なく食らったり、一人倒させてあげたりしていた。
終わった後、また高校生が子供に話し掛けた。
「ごめんな、これで他のゲームでもやりな」
と100円を渡した。
荒れた高校生、無気力な若者などとよく言われているけど、そんなこと無いと思った一日だった。
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※注1: CAPCOM VS. SNK(カプコン バーサス エス・エヌ・ケイ)は、カプコンが製作・販売してきた2D格闘ゲームシリーズ。VS.シリーズの1つで、SNKとの共同制作作品。略称『カプエス』または『CvS』(Wikipediaより引用)。