私には4年前、赤ちゃんの時に亡くなった子どもがいました。
昨年の8月のお盆のある時、上の娘が空を見上げて
「お母さん、空見てみて。ほら、空の雲の間に光っているところあるでしょ。
そこから○○ちゃんが見えるんだけど、歩けるようになってるよ。
笑ってるし。
あと、一人じゃないよ。
ほらお母さんのお友達かな? 一緒にいてくれているよ。
だから寂しくないから、大丈夫だよ」
と私に言うのです。
それを聞いて私は涙が止まらなくなりました。
何故なら、まだ上の子が生まれる前に仲良しだった友人が若くして亡くなったのですが、娘には詳しく話したこともなかったのに、その友人のことまで私に教えてきたのです。
私は思いました。
友人が泣いてばかりいる私に、
「私が一緒にいるから大丈夫だよ」
と娘を通して励ましてくれたのではないかと。
亡くなった子も天国では成長し、歩いて、笑っていることも判り、少しですが心がすっとしたことを思い出します。
今でも悲しくてふさぎ込むこともありますが、お盆の時の出来事を思いだし、少しずつ前を向いて行けるように頑張りたいと思っています。